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自覚症状で一番多いのが「腰痛」です、2番目に「肩こり」、3番目に「ひざ痛」です。身近な人でこれらの症状で悩んでいる人が居りましたら。「漢方相談」ドラッグハラダのこのサイトを紹介してください。きっと参考になると思います。ここではおもに原因について書きました。次のページ腰痛を改善するには?に一部治し方と養生法について書いてあります参考にしてください
[変形性脊椎症(へんけいせいせきついしょう)とは?] 加齢による背骨の変化、職業上長時間同じ姿勢を取る場合やスポーツなどによる腰部の背骨への負担が原因になります。腰の背骨が変形して神経を圧迫し、腰痛や足の痛みを引き起こす病気です。脊椎の間にある椎間板の変化に続いて、そこに接する脊椎の骨自体が増殖し骨がトゲの様になったり、厚くなったりして神経を圧迫することにより症状があらわれます。 「根本的原因としては」 プロテオグリカン(グルコサミンとコンドロイチンなど)と呼ばれる化合物やコラーゲンの不足によって起こると考えられています。これらの物質は通常、体内で豊富に生成されています。ところが、加齢や関節の負傷が原因で、私たちの体がこれらの物質を十分に生成できなくなる場合があり、古い軟骨の消耗と新しい軟骨の生成とのバランスを維持できなくなることがあるのです、もちろん筋肉量と筋力の低下も影響します。
椎間板は、脊柱(背骨)の骨と骨の間にある軟骨です。柔らかなゼリー状の周りに丈夫な組織で包まれている構造になっています。背骨に加わる衝撃を吸収役割をしています。この椎間板に衝撃が加わったりして中の髄核(ずいかく)が飛び出ることがあります。これが「腰椎椎間板ヘルニア」です。(通称ぎっくり腰といわれている事もあります。)この飛び出た髄核が周りの神経を圧迫しさらにヘルニアの周囲に炎症が起こることで、猛烈な痛みが発生します。右の図でもわかるように、第4腰椎と第5腰椎の間で発生する確率が最も高く若い人から高齢者まで発生します。
腰に負担をかけたり、筋肉の量と筋力が減っていると起こりやすい、寝ているときと、立っている時では腰(椎間板)にかかる体重負担がかわります、特に前かがみの姿勢や重いものを持てばより負担がかかります。この時腰椎を支えている腹筋や背筋が弱いとより腰にかかる負担が大きくなり、「腰椎椎間板ヘルニア」が起こりやすくなると考えられます。長い間座り続ける、バスやタクシーの運転手に腰椎椎間板ヘルニアが多いのはこのことが原因とも言われています。
椎間板ヘルニアのところで、通称ぎっくり腰といわれることもあると書きましたが、なかには椎間板ヘルニアによる時もあるということです。ほとんどのぎっくり腰は、重い荷物を持ち上げた時や体をひねった時などに、起こることがあります。これは、腰椎の関節の捻挫のことが多いものです。つまり関節が半ば外れかかった状態のことです。ぎっくり腰のほとんどが腰骨の関節を捻挫した状態なのです。でも長く痛みが続く場合は椎間板ヘルニアの疑いがあります。
腰部脊椎症は、背骨の老化現象によって起こるものです。中高年の腰痛の主な原因になっていると考えられます。年をとると骨全体や関節にさまざまな変性や変形が生じてきます。老化現象は誰にでも起こることですが、なかには腰の部分に症状が出る方も多いのです。腰部は動く範囲も広く、体重が常にかかるところですから負担が大きく、椎骨や椎間板が障害されやすい原因になります。この関節のつなぎめ接触面が磨耗するために神経が圧迫されるようになり、痛みの原因になります。
坐骨神経は第4腰椎から仙骨(せんこつ)までの神経根、椎間孔(ついかんこう)という穴下側から下肢へのびています。この神経根が圧迫されると、神経に沿って響くような痛みや、しびれ、知覚障害、筋力低下といった症状が現れます。坐骨神経痛のほとんどは、腰部の椎間板ヘルニアか脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)が原因で起こります。椎間板ヘルニアが原因になっている場合は、片側の下肢に症状が現れます。第4腰椎と第5腰椎の間の神経根が障害されると、お尻、太ももの裏側から外側、すねの内側、足の親指の内側と続く部分がしびれなどの症状が現れます。第5腰椎と仙骨の間の神経根の障害はお尻、太ももの裏側、すねの外側から前側、足の甲、親指に症状が現れます。 脊柱管狭窄(せきちゅうかんきょうさく)が原因の場合は両側の下肢にしびれを伴う症状が現れます。長い間歩くと神経根の圧迫が強くなり下肢が動かなくなり、少し休むとまた歩けるようになる、などのことがあるのが特徴です。
骨折には衝撃が加わって骨が折れることもあれば、骨そのものがもろくなってチョッとした負荷が加わりぐしゃりとつぶれる骨折があります。これが骨粗しょう症でよく見られる、圧迫骨折です。腰椎は常に上半身の重みが加わるため圧迫骨折が起こりやすいのです。圧迫骨折が腰椎で起こるとその周りの神経に刺激が加わり激しい痛みが起こります。骨がつぶれないように、普段からカルシウムの補給を忘れないようにすることと、カルシウムの吸収を助けるビタミンDや骨に沈着しやすくするビタミンKを一緒に入ったカルシウム製剤を用いて不足を補うことも必要です。
早くカルシウムを補給するために、カルシウム600rとマグネシウム300rビタミンD400IU鉄10rを含有したカタセマグ錠540錠